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家なき子 DVD BOX

2011年から2012年にMX-TVにて再放送されていた、アニメ「家なき子」。全話録画したはいいが、だらだらと観ていて、一向に終わる気配なし。今年になって、観るペースをあげた(笑)。そして先日、やっと最終回までたどり着いた。

フランスのバルブラン一家で優しい母と暮らしていたレミは、実は捨て子だった。養父ジェロームは、金欲しさに8歳のレミを旅芸人ビタリスにレミを売る。ビタリスは芸だけでなく文字の読み書きや人としての誇りなどを教え、レミの人格形成に大きな影響を与えるが、吹雪の夜にレミをかばうようにして凍死してしまう。

物語は、不幸と幸福が交互に訪れる。白鳥号のミリガン夫人とアーサー、アキャン一家などの人たちには救われ、バイオリン弾きのマチヤとは最後まで旅を続ける親友になる。レミはバルブラン・ママに再会し牛をプレゼントするが、そこで本当の両親がレミを探していることを知らされる。実は、ミリガン夫人が実母、アーサーは実弟だった。

個人的に見ごたえがあったのは、全51話のうちの49話だ。ミリガン夫人一行がバルブラン家を訪れ、レミの産着にミリガン家の紋章があるかを確認し、それで夫人はレミが我が子とわかる回になる。つまり、生みの母ミリガン夫人と、育ての母バルブラン・ママの2人が、ここではじめて対面する。

ミリガン家は高貴な一族ゆえ、夫人はもともと気高く品のある人だが、決して裕福とは言えない暮らしをしていたバルブラン・ママも、夫人に劣らず気品に満ちている。そしてお互いがお互いを認め、思いやっている。母としても女性としても、甲乙つけがたい魅力的な2人なのだ。

制作は、トムズ・エンターテイメント(当時は東京ムービー新社)。「エースをねらえ!」「宝島」なども手掛けていて、声優陣は、シャッフルされてはいるが結構かぶっている。中でもユニークと思うのが、主人公レミと、将来レミと結婚するリーズ・アキャンの2人。声優は、「エースをねらえ!」では、親友愛川牧と主人公岡ひろみになっているのだ。
 
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機動警察パトレイバー The Movie2

2002年。かつての特車二課の面々は、後藤と山崎以外は異動し、それぞれの日々を送っていた。そんな中、横浜ベイブリッジが自衛隊の戦闘機F-16で爆破される。更には、戦闘ヘリによって都内の通信施設と橋が爆破され、無人の飛行船から妨害電波が流される。警視庁庁舎は爆撃を受け、特車二課も壊滅に。東京は外部から切り離されて孤立化してしまった。

1993年に劇場公開された、アニメーションのパトレイバーシリーズの実質的な最終作だ。主人公は後藤と南雲で、以前の特車二課の面々も終盤になってようやく集結し反撃に転じはするが、この作品は2人の物語のように思える。レイバーによる格闘戦も、最小限に留まっている。全体を包むトーンは、暗い。

湾岸戦争の余波が残る中でこの内容で公開されたのは、ある意味すごいことだったのではと想像する。東京を外部から遮断し、追い込めるだけ追い込んださまは圧倒的で、緊張感に満ちている。ただ、テロリストは乗っ取りをするでもなく、政府に要求を出すでもなく、襲撃そのものが目的だった。ので、最後は落ち着くところに落ち着いている。

個人的には、香貫花クランシーと熊耳武緒の2人が、全く絡んでいないのが少し残念。また、乱暴に言ってしまえば、テロリストに好き放題やられまくって終わりということになるので、(熱心なファンにはこの作品は絶賛されているが)個人的には今ひとつピンと来なかった。
 
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「新劇場版」の第3作で、現時点の最新作。テレビ初放送で、ワタシが観るのもこれがはじめてだ。

」のラストで起こったニアサードインパクトから、14年が経過。旧ネルフ職員らは反ネルフ組織ヴィレを結成。ネルフから初号機を奪還し、碇シンジを確保する。シンジは危険人物扱いされるが、ネルフのエヴァ急襲によりネルフへ行き、様子のおかしい綾波レイと、渚カヲルと出会う。ピアノの連弾を通じて、シンジとカヲルは心を通わせる。

ゲンドウの指示によりエヴァ13号機に乗った2人は、(複製とわかった)アヤナミレイと共にセントラルドグマ最深部に向かう。カヲルは、そこにあるであろうロンギヌスの槍とカシウスの槍を使うことでフォースインパクトを防げると考えていたが、実際にあったのはロンギヌスの槍2本。そして、ここでシンジが暴走してしまう。

」「破」には旧劇場版の名残があったが、「Q」はついに完全オリジナルになった。ネットで断片的に情報を仕入れてはいたものの、見終わった後でも脳内は?だらけだ。「破」から14年経過という大胆な展開で始まり、シンジはこの間初号機で眠り続けていたらしく、まるで状況がわからない。アスカとマリはヴィレ側だ。そしてエヴァパイロットは、「呪縛」により年を取らない。

「破」では重要な役割を果たしていたレイの存在感が、今回は薄い(但し、初号機から発見されなかったのは一体化している可能性もあり、次作で何らかの動きがあるかも)。その代わりなのか、今回はアスカが気を吐いている。マリとチームを組む形になり、終盤ではフォースインパクトを阻止するためにシンジやカヲルと戦う。シンジとカヲルの共闘もそうだが、これらは、旧劇場版からの解放を意味していると思う。

次作は「シン・エヴァンゲリヲン新劇場版:||」なんだとか。4部作と言われていたので、次に完結するはずだが、果たしてどうか。
 
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エヴァ「新劇場版」の第2作で、以前にもテレビで放送されていたので、観るのは2度目になる。

」が「旧」序盤の再編集色が濃いのに対し、今回は新要素がいくつも加わった。加持とアスカは今回からの登場となるが、ほかに新キャラとして真希波・マリ・イラストリアスが登場する。口ずさむのは昭和歌謡、妙にクールで落ち着いていて、とても14歳には見えない(エヴァパイロット=14歳という縛りも、もしかしてなくなった?)。

アスカは、今回ちょっと損な役回りだ。エヴァ3号機の実験に志願するも使徒に取り込まれ、ダミープラグの初号機にエントリープラグを砕かれて重傷を負い、以降は登場しない(あるいは、この後の登場シーンはテレビ版につきカットされたか)。上記のマリも、はっきり言えばたいした活躍はしない。

レイは、エヴァパイロットとしても、日常でも、重要な役割を果たす。日常ではゲンドウとシンジを食事に同席させて2人の仲を取り持とうとし、その日と3号機実験が重なったため実験に志願したアスカとも、わずかだが交流が生まれる。戦闘では第10使徒との死闘で飲み込まれてしまい、これがレイを救わんとするシンジの怒りに火をつける。

再起動した初号機は、レイを救い出しはするが光の巨人と化してしまい、サードインパクト発動直前にまで達してしまう。そこへ、月から飛来したカヲルの乗るエヴァが槍で初号機を突き刺し、発動を食い止めたところで終わる。

「旧」では地球をリセットするところまで突き詰めたサードインパクトを、4部作中2部作のところでもう?という感はある。それを阻止したのがカヲルで、これで役者がほぼ揃ったようにも思える。
 
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旧劇場版の公開が1997年。それから10年を経て、「新劇場版」が公開された。今回は4部作になると言われていて、雅楽の「序波急」からの引用で第1作が「序」だそうだ。

碇シンジは、父ゲンドウに呼び出されて第三東京市を訪れ、エヴァ初号機に乗って使徒と戦う。父への反発や使徒と戦う恐怖感などから何度かエヴァ搭乗を拒否するが、上官であり葛城ミサトに諭されもし、また、命令だからと割り切る綾波レイを助けるべく、覚悟を決める。

前に一度観ているので、「新劇場版」が「旧劇場版」の単純なリメイクでないことはわかっている。シンジの内向性が「旧」ほどではない。ミサトはセントラルドグマにリリスがいることを、わかっている。そしてラストは、渚カヲルが月面の棺から目覚め、シンジのことを「また3番目」とつぶやいたところで終わる。

その一方、立て続けに「旧」と「新」を観たことで、全く同じセリフを言っているシーンがいくつかあったことにも気づかされた。新展開を打ち出そうとしていながらも、あえていじらずに活かしているところがあるんだなと思った。

「旧」は、1990年代に公開された21世紀の物語なので、「新世紀」がタイトルのあたまにつく。対して「新」は、セカンドインパクトから15年後というのは同じだが、それぞれが何年という表記は一切なく、また「新世紀」もついていない。パラレルワールドあるいは輪廻を思わせる、「旧」と「新」との関係性だ。
 
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旧劇場版の完結編「Air/まごころを、君に」も地上波初放送だったのだが、内容の衝撃とは別の衝撃が走った。

Death(True)2」にて最後の使徒渚カヲルを殺し、アダムと使徒の接触によるサードインパクトは避けられた。がしかし、碇ゲンドウもゼーレも、それぞれの目的を達成するべくサードインパクトを起こそうとする。結局ゲンドウの目論みはユイの拒否によって叶わず、ゼーレが目指したサードインパクトが起こってしまう。

「別の衝撃」とは、「テレビ版」であるがゆえの対処で、問題シーンのカット、そして、前後のつながり上どうしてもカットできないシーンについては、なんとロゴを掲載した黒画面にした上で音声だけを流すという、前代未聞の処置に出たのだった。

確かに凄惨なシーン満載の作品ではあるが、個人的にはそんなにヤバかったかなあとも思う(麻痺したか)。放送されたシーンでも、凄惨な光景はいくらでもある。シンジやアスカのイッた眼とか、活動限界をオーバーした後のエヴァ2号機に数本の矢が突き刺さるところとか、観ていて胸を締め付けられる。

今の地上波放送の倫理は、そこまで厳しくなったのだろうか。かつては「仁義なき戦い」シリーズもゴールデン洋画劇場で放送していた。アニメ史上最も凄惨で救いがないと思う「伝説巨神イデオン」の劇場版も、地上波で放送されていたはずだ(UHF系だったかも)。うーん、これでは、「バトル・ロワイヤル」が地上波で放送されることはないな。
 
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8月、日テレでエヴァ祭りと題されて旧劇場版2作と新劇場版3作が放送された。旧劇場版が地上波で放送されるのは、これがはじめてだそうだ。劇場公開が1997年だったので、それから実に17年後の「快挙」である。

ワタシが「Death」関連を観るのは、これが3度目だ。初回はWOWOWにて、2回目はDVDをレンタルして。劇場公開時は「Death And Rebirth」、WOWOW放送時に再編集されたのが「Death(True)」、ソフト化に際し更に再編集されたのが「Death(True)2」ということのよう。そして今回はテレビ版なので、更に編集、いや、カットがされていると思われる。

「Death(True)2」はテレビ版第壱話から第弐十四話までの総集編なのだが、時系列無視で行ったり来たりが何度も起こる。過去に観たときはかなり面食らったが、今回はしっくりきた。キャラクターの視点単位で描かれ、それが何度か入れ替わっているのが、行ったり来たりしているように見えるのだ。総集編と言いながら、「Death(True)2」だけを観ていたのでは訳が分からない状態で、テレビ版を観ていることが前提っぽくなっているが、単なる総集編に留まっていないのもエヴァらしい。

今回、放送された5作品を全て観たのだが、この「Death(True)2」から「Q」まで描かれている、あることがものすごく気になる。碇シンジがポータブルDATプレーヤーで何かを聴いているのだが、いったい何を聴いているのか。そして、なぜ繰り返し聴いているのか。プレーヤーは父ゲンドウが使っていたのを譲り受けたそうだが、にしても、なぜ?何かの暗示なのかな。
 
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【作品や関連番組の感想】
・ファーストガンダム
 ・劇場版3部作(2005年8月)
 ・テレビ版(2012年6月)(1)|(2)
 ・ガンダムデー(2002年8月)
・Zガンダム(2007年4月)
・ガンダム宇宙世紀大全(2009年8月)

【イベント、展示(TV鑑賞含む)】
・ガンダム、ダイバーシティに立つ(2012年8月)
・ガンダムフロント(2012年8月)
・お台場ガンダムプロジェクト2011(2011年8月)(1)|(2)|(3)
・ガンダム、お台場に立つ!(2009年8月)(1)|(2)|(3)
・立ち上がれ!ガンダム(2009年9月)
・Gundam Expo(2009年9月)
・ガンダム展(2005年12月)
・ガンプラ ボックスアート展(2012年3月)

【訃報】
・永井一郎さん急死(2014年1月)
・中村光毅さん死去(2011年5月)

【番外編】
・ザクとうふ(2012年4月)
・鍋用ズゴック(2012年10月)
・ザクとうふデザート仕様(2012年10月)
 

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PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1

フジテレビで木曜深夜に放送されていたアニメ「PSYCHO-PASS」。2年前に全22話で放送されたのだが、その新編集版が7月から先週まで放送されていたので、録画して観た。

22世紀の日本。人間の性格や心理などを数値化するコンピューター「シビュラシステム」が統制し、人の将来すらシビュラが導いていた。一方では犯罪に関する数値化もされ、公安局は犯罪者や犯罪予備軍を取り締まっていた。シビュラによって数値化された値が「PSYCHO-PASS」だ。

公安一係に配属された常守朱の目線で繰り広げられる群像劇で、同僚や部下たちはそれぞれに事情を抱える癖のある者ばかりだ。単発の事件に都度対応していく中、犯罪者でありながら犯罪係数が低く公安の執行対象にならない槙島が登場。常守は目の前で友人を殺され、3年前の事件で同僚を殺されてから槙島を執拗に追い続けていた狡噛は、更に暴走していく。

コンピューターによる統治は、「1984年」を思い起こさせる。そして今回の主人公とその仲間はコンピューター側だ(もっとも、完全に納得するというより抗いようがないというストレスを抱えながらだが)。舞台は22世紀だが、「新宿」「六本木」という、東京の街の区画は継続されている模様だ。

アクションシーンはもちろんあるが、それ以上に公安や槙島などが交わす会話劇の方がむしろ中心軸にあるのではと思わされる。文学作品がいくつもちらつき、それはストーリーや劇中の社会背景、人のあり方にオーバーラップしている。ワタシがピンときたのは、第15話でのフィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」ウィリアム・ギブソン「ニューロマンサー」くらいだけど。ラストで狡噛が読んでいた本は「スワン家の方へ」は、100年近く前のマルセル・プルーストという人の作品だ。

この「PSYCHO-PASS」、10月から第2期がスタートする。第1期のラストでは、新人女性監視官が配属され、その手解きをするのが常守だ。やりとりは第1話で常守が配属されたときとほぼ同じで、物語が一周し新たなステージに差し掛かったことを予感させている。ただ、制作会社が変わるそうで、絵柄とかも変わってしまうのかも。
 
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ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース Vol.1

MXTVで毎週金曜深夜に放送されている、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」が、昨夜の放送をもって終了してしまった。

確かに、テレビガイドでは9月19日にも26日にもジョジョとは書かれていなかったが、放送時間帯が別の曜日に変わるだけなのだろうと思い込んでいた。なので、終了にはかなり驚いた。ストーリーとしては、潜水艦でのミドラーとの攻防をしのぎ、エジプト上陸を果たしたところまでだ。最後は尺余りの引き伸ばし状態で、これまで高いクォリティーをキープしてきたジョジョのアニメ版にしては、なんとも残念な終わり方だった。制作が間に合わなくてこんなことになったのかと邪推したが、ネット検索して調べた限りでは、分割は既定路線だったようだ。

第3部スターダストクルセイダースは、エジプトに上陸してからが面白い。ジョジョチームにはイギーが加わり、DIO側からはダービー兄弟やバニラ・アイスなどが立ちはだかる。以前J・ガイルと組んでいて逃げのびていた、ホル・ホースも再登場する。そしていよいよDIOとの対決では、第1部や第2部にも劣らない緊張感漂う攻防が待っている。

続きは、来年1月から放送開始とのこと。3か月のお預けを食う形だが、続きはもちろん観られるので、あせらず待つことにしたい。
 
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