U2『No Line On The Holizon』-Box Edition(DVD付)

アルバムジャケットは、杉本博司という日本人写真家の作品を適用したのだそうだ。直訳すると「水平線には線はない」というアルバムタイトルになるが、そのワードにシンクロするかのようだ。U2のバンド名もそのタイトルも表記しないやり方はなんだか『Led Zeppelin 4』を思い起こさせ、U2の歴代アルバムの中でもかなり異色のジャケットになっていると思う。

ワタシが入手したのは、初回限定のボックスセット。通常盤にはあるボーナストラックは付与されていないが、豪華な装丁とレコーディング風景や手書き歌詞などの写真が多数掲載されたブックレット、それに「Linear」と題されたDVDが同梱されていて、熱心なU2ファンであるならば持っていて損はしないアイテムになっていると思う。

DVDは、これまでU2を撮り続けてきた写真家のアントン・コービンによるイメージ映像だ。『No Line On The Holizon』のほぼ全曲を、曲順こそ並べ替えはしているものの流しまくっていて(つまり、音声はない)、アルバム未収録曲『Winter』も加えられている。警察官と思しき男が白バイを焼き、自分のバイクに乗ってどこへともなく旅に出るという、どことなくアメリカンニューシネマに近いテイストがあるが、ストーリーうんぬんよりも観て感じてイマジネーションを膨らませるという映像に思える。

『No Line On The Holizon』は、U2がテクノやアンビエントをやって不自然さを感じさせない作品だ。過去の作品との比較になれば、今作をベストフェイバリットにあげる人は多くはないだろう。しかし、U2が紆余曲折を経てこの領域に到達したのは感動的だし、それだけに360°ツアーでの来日が実現しなかったのが残念でならない。

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U2『No Line On The Holizon』

2009年3月にリリースされた、U2もっかの最新作『No Line On The Holizon』。発売とほぼ同時に買い、そのときは数回聴いたもののあまりピンとは来なかった。それが、『Acthung Baby』のデラックスエディションを聴いた流れで久々に聴き、今更だが結構ハマっている。

U2がデジタルに大きく寄った最初が『Acthung Baby』で、以降『Zooropa』『Pop』とサイバー路線が続いた。今回の『No Line On The Holizon』は、もちろん従来のU2らしさも残してはいるが、『Pop』以来のテクノに寄った作品のような気がしている。

特に、イントロにテクノ〜アンビエント色が出ている曲が見られる。『Magnificent』の長めのイントロはロックとテクノのボーダーラインを進んでいるようだし、『Moment Of Surrender』のイントロはアンビエントっぽい。『Fez - Being Born』などアンビエントの極致だ。これが論議の的にならないのは、リードシングル『Get On Your Boots』などが従来のU2式ギターロックのフォーマットにありかつ象徴的だからで、その辺りバンドはうまくやっている。

デビューから『Rattle And Hum/魂の叫び』までのロックに殉ずる正統派のイメージから、U2はなかなかテクノ指向をオープンにできず、『Acthung Baby』で強行突破した。がしかし、実は『The Joshua Tree』のデラックスエディションにもテクノに寄った曲があって、バンドはもっと自由に音楽をやりたかったに違いない。

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Acthung Baby Covers


Nine Inch Nails - Zoo Station
U2 (Jacques Lu Cont Mix) - Even Better Than The Real Thing
Damien Rice - One
Patti Smith - Until The End Of The World
Garbage - Who's Gonna Ride Your Wild Horses
Depeche Mode - So Cruel
Snow Patrol - Mysterious Ways
The Fray - Trying To Throw Your Arms Around The World
Gavin Friday - The Fly
The Killers - Ultraviolet (Light My Way)
Glasvegas - Acrobat
Jack White - Love Is Blindness

U2は、去年暮れに『Acthung Baby』のリリース20周年記念で豪華ボックスセットをリリースしたが、同時期にアルバムの全曲をカヴァーする形でのトリビュートアルバムもリリースされていた。それがQマガジンへのCD添付という変則リリースで、発売前の予約で既に入手困難な状態になり、現在アマゾンでは高値がついている。しかし、iTunesでもリリースされていることを知り、ダウンロード購入した。

カヴァー陣は、なんとも豪華な顔ぶれだ。ナイン・インチ・ネイルズやデペッシュ・モードといったインダストリアル勢はこのアルバムにマッチしていると思うし、若手のキラーズやジャック・ホワイト、叙情派スノウ・パトロール、レジェンドのパティ・スミス、今年活動を再開するガービッジなど、かなりバラエティーに富んでいる。

ナイン・インチ・ネイルズは「静」に重点を置いた『Zoo Station』、パティ・スミスは『Until The End Of The World』をいつもながらの彼女らしい歌い上げでまとめている。ラストを飾るジャック・ホワイトの『Love Is Blindness』は、原曲を壊しまくり。聴いていて飽きることがなく、あっという間に時間が過ぎ去ってしまう。U2自身の名義もあって、『Even Better Than Real Thing』のリミックスだ。

個人的にノーマークで、聴いて儲け物と思ったのが、ダミアン・ライスの『One』だ。まるでジョニー・キャッシュがカヴァーしたナイン・インチ・ネイルズ『Hurt』のようで、原曲のボノのひたむきなヴォーカルとは真逆の、枯れた佇まいが聴いていてかなり沁みた。

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U2『フロム・ザ・スカイ・ダウン』


さて、U2『Acthung Baby Super Deluxe Edition』のDVDディスク1は、『Acthung Baby』の制作過程を中心にしたドキュメンタリー映画だ。

『Acthung Baby』がリリースされたのは、約20年前の1991年。しかし、映画の冒頭とラストは、2011年グラストンベリーでステージに立つ直前の4人の姿だ。そこから当時の映像と、回想する現在のメンバーとが交互に行き来するという構成になっている。とはいえ20年前だけでなく、バンド結成や初期の活動も描いている。

正直に言って、ケチをつけたいところはいくつかある。作風は非常に地味で、気を引き締めないと寝てしまう(笑)。プロデューサーのブライアン・イーノやダニエル・ラノワがほとんど出てこないのも不自然だ。ライヴのシーンも少ない。というか、ほとんどない。まるで、ファン度を試されているようだ(笑)。

見所は、やはり曲が出来上がってくる過程を映像として垣間見ることができる点だろう。メンバー間のやりとりは時に緊張感も孕むが、それはよりよい音楽を目指すがゆえのぶつかり合いだ。『One』では、ボノが歌詞ではなくギターのコードを口にしていて、これがとても興味深い。

ボノがツアーに際し、自らに課したキャラクター。サングラスをかけ、黒ラメの革ジャンをまとい、道化とも傲慢とも受け取られかねないパフォーマンスをする。そのキャラ作りのねたもとは、イギー・ポップ、ルー・リード、エルヴィス・プレスリーなどだそうだ。ここで、はっとさせられた。ツアーで『Sattelite Of Love』を歌いモニターのルーとデュエットを果たしたり、オーラスが『Can't Help Fallin' Love With You』だったりしたのには、こういうウラがあったのだ。

バンドに定着しかけていた「清く正しい」イメージは、ともすれば彼らの音楽性に制限をかけてしまう危険性があり、バンドもそれを恐れていた。『Acthung Baby』、及びZoo TVツアーによって、テクノロジーの大胆な導入を果たし、呪縛から解放されたのだろう。

ワタシが観たDVDは75分だったが、年末にWOWOWで放送されたのは85分あった。早送りしてみると、確かにDVDにはなかったシーンがいくつかある。なんで?と思い調べると、2月に単品リリースされるバージョンはディレクターズカット版で、恐らくWOWOWが放送したのはこちらだと思われる。

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U2『Zoo TV Tour Live From Sydney』


『Acthung Baby』の「スーパーデラックスエディション」、続いてはDVDの方。ディスク1はドキュメンタリー映像「From The Sky Down」、2はPV集、3はボーナス映像集、4は「Zoo TV Tour Live From Sydney」だ。

ディスク2のPV集は、もともとVHSでリリースされたものがあったのだが、現在は入手困難状態。『The Best Of 1990-2000』にシングルなど代表的な曲がいくつか収録されているが、今回初DVD化された映像が多く、非常にありがたい。メンバーが女装している『One』のメイキングなど、興味深かった。

ディスク4が市販もされているシドニー公演のDVD本編とまんま同じで、それを所有している身としては、そのボーナス映像と今回のディスク3とに差異があるのかを見極めたくなる。まるかぶりであれば、単品のシドニー公演の方は所有している意味を見出だすのが難しくなるからだ。というか、単品のシドニー公演DVDは、現在廃盤らしい。

結論から言えば、どちらかにしか収録されていない映像があり、ディープなファンであれば片方を手放すことはできない。物量としてはディスク3の方が豊富で、MTVのドキュメンタリー、スウェーデンに住む青年の自宅とU2のライヴ会場を中継で結んだMTVの企画などがある。片や単品のボーナス映像には、ファンの懺悔映像などがあるのだ。

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U2『Acthung Baby Super Deluxe Edition(CD)』

U2が1991年に発表し、バンドのキャリア上ターニングポイント的な位置づけの作品になった、『Acthung Baby』。リリース20周年で昨年暮れにリマスター盤が複数リリースされたが、そのうちワタシは「スーパーデラックスエディション」を入手した。

「スーパーデラックスエディション」の内訳は、CD6枚にDVD4枚に豪華ブックレットという、凄まじい充実ぶり。因みに、更に上を行く「ウーハーデラックスエディション」というのもあって、コチラにはアナログ盤やサングラスなどが付加されているそうだ。

CDは、ディスク1はオリジナル盤のリマスター、2は次作『Zooropa』のリマスター、3と4はリミックス、5はシングルのカップリングや別テイク、ライヴ音源、6は完全未発表の『Acthung Baby』オルタナティヴ・バージョンのという内容だ。いやはや。

個人的によかったのは、CDディスク5と6。いろいろ興味深い曲が入っているが、中でもこのときのツアーでルー・リードの『Sattelite Of Love』をカヴァーしバーチャルな形でバンドとルーはコラボレートしているが、そのU2バージョンが聴ける。ディスク6は、このアルバムのレコーディングの様子、作品が出来上がっていく過程を垣間見ることができる。ブックレットは、なぜか『One』での女装したメンバーがフィーチャーされている。アルバムのオリジナルジャケットは16面になっているが、その16枚の拡大プリントもある。

しかし豪華盤とはいえ、次にリリースされた『Zooropa』まで組み込んでしまう大胆さには恐れ入る。確かにどちらもZoo TVツアーの基盤となった作品だし、サイバー路線で音楽的にも近い。今回こうした形で世に出したことで、単に続けてリリースされた作品というだけでなく、姉妹作であることをバンドは示したかったのかな。

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U2『Popmart:Live From Mexico City』

U2が、97年12月に行ったライヴのDVDを観た。


まずは、当時の最大規模だったステージセットに圧倒される。前回のZoo TVツアーでの大小モニターを並べたステージにも度肝を抜かれたが、今回は横長のスクリーンにマクドナルドを思わせる巨大な黄色のアーチが鎮座している。


まず、入場から圧巻だ。ステージ袖からではなく、なんと客席の間の通路を歩いて登場するのだ。ボノは黒いコートをまとい、フードを取ると赤がかった短髪の風貌。筋肉のボディースーツを着ている。アダムがヘルメットにマスクと、まるでそっち系の人のような格好だ。


演奏は当時の新作『Pop』からが中心となるが、『Acthung Baby』から始まったサイバー路線の完結編でもあり、全曲がテクノというわけでもなく、以前のU2らしさを匂わせる曲もあって、以前の曲との並びにも違和感を感じさせない。『Pride』『I Still Haven't Found What I'm Looking For』といった、キラーチューンが前半に演奏されているのも、このツアーの特徴のひとつだ。


中盤では、ボノとジ・エッジが花道に出て、2人によるアコースティック演奏。そして、ジ・エッジひとりによる『Sunday Bloody Sunday』に。U2は、この曲をライヴではしばらく封印していて、久々の披露になった。


このライヴの最大の見せ場は、やはりアンコールだ。ステージ向かって右側に巨大な銀ギラのレモンがお目見えし、そのレモンがぱかっと開いたかと思うと、中からU2の4人が登場し、『Discotheque』へとつなぐ場面だ。『With Or Without You』では、例によって女性客をあげて花道に寝そべりながら歌うボノ。オーラスは『One』、客出しのアウトロが『Wake Up Dead Man』だった。


以上が本編で、ここまではVHS版でも出ていた。DVDにはボーナスディスクがあって、こちらも見ものだ。旧ユーゴスラビアのサラエボで公演を行ったときの様子や、オランダのロッテルダム公演のダイジェストシーンなど、引き続きライヴシーンを観ることができる。


ステージセットの構築を紹介するツアードキュメンタリーでは、デビュー以来現在もマネージャーを務めるポール・マッギネスがナビゲーターを担っている。U2関連の本を読めば必ず名前が出てくる人だが、結構ゴツい感じのの人だった。


このツアーでは98年3月に来日している。確か東京1回大阪1回という限られた公演で、ワタシは東京ドームに観に行っている。薄れそうな当時の記憶と自分が覚えたであろう感動が、こうした媒体に触れることで改めてよみがえってくる。


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U2『Zoo TV Tour Live From Sydney』


U2が93年に行ったZoo TVツアーのシドニー公演を収録したDVDを観た。


大小いくつかのテレビが鎮座するステージセットにて、『Zoo Station』『The Fly』と、エレクトリックに大きく寄った曲で幕開け。前半は、当時の新譜『Achtung Baby』からの曲で固め、それまでのクリーンなイメージと真逆の方向に行かんとするようだ。中盤には、アリーナに突き出した花道の先にあるセンターステージでの演奏があり、ルー・リード『Satellite Of Love』をカヴァー。スクリーンにルーの顔が浮かび、ルーの声が流れる。


終盤は『Where The Streets Have No Name』『Pride』と、かつてのU2に収まったかと思わせるが、アンコールでそれは再び打ち砕かれる。ボノは白塗りのメイクをし、角をつけ、ゴールドのド派手なスーツをまとい、そして電話。このツアー、各地で会場から電話したのも話題のひとつで、全米ツアー中にはホワイトハウスに何度もかけていた。ココではタクシー会社にかけていたが、間違い電話と思われすぐ切られてしまった。オーラスは『Love Is Blindness』、そして客出しのSEとしてエルヴィス・プレスリーの『Can't Help Falling In Love』が流れた。


ボーナスディスクは、『Mysterious Ways』でボノが女性客をあげてハンディカメラで自分を撮影させたり、シャンパンをぶちまけたりするシーンを収録。また、『Numb』のカラオケ、ツアードキュメンタリー、ファンがカメラに向かって行う懺悔など。実は、「Zoo TV Remix」なる特番が制作されていて、各国で放送されていた(日本ではWOWOWにて放送)。その映像が大半だったと思う。また、ドキュメンタリーを最後まで観ると隠し映像にたどり着くことができて、前半はPVを使ったバンドヒストリー、後半が『Achtung Baby』の制作ウラ話になっていた。


このツアーは、実は日本が最終公演だった。東京ドームで2公演が行われ、ワタシはその初日を観た。ワタシにとっての初U2だった(電話の相手は、当時横綱の曙だった)。シドニー公演は日本公演の直前に行われていて、そればかりか、日本公演終了後まもなくWOWOWで放送された。生ライヴをすぐさま追体験できて、WOWOWすげーと思った記憶がある。


にしても、このツアーはすごい。スタジアムライヴの先駆者はローリング・ストーンズ、大掛かりなセットを組んだ先駆者はピンク・フロイドだ。U2は、このツアーで両者のライヴを包含し、かつ凌駕したとも言える。テクノロジーを大胆に導入し、産業化したロックへの風刺的なアプローチをこの規模でやり、かと思えば花道やセンターステージでオーディエンスとの距離を縮めようともした。これらをいっぺんにやったのは、今もってU2くらいだと思う。


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U2『The Unforgettable Fire(Deluxe Edition)』』


U2が84年にリリースした通算4枚目のアルバム『The Unforgettable Fire』が、デラックスエディションとして再発されている。オリジナルCD、ボーナスCD、ボーナスDVDという内容で、装丁は『The Joshua Tree』のデラックスエディションとほぼ同じ大きさだ。


まずはCD。オリジナル盤は例によってリマスター処理がされ、音に奥行きが出てきたような感覚を受ける。ボーナスCDは、この時期のシングルのカップリングや未発表ライヴ音源など。アムネスティ・インターナショナルに提供した曲が収録されていたのは、儲けた気分である。


DVDの方は、この時期の映像を集約したものだ。VHSでリリースしていたPV集やアルバムのメイキング(実は2003年リリースのライヴDVD『Go Home: Live From Slane Castle』にも収録)、ライヴエイドのパフォーマンスなどだ。初出はないと思われ、寄せ集めの感は拭えない。そこが『The Joshua Tree』のデラックス盤との決定的な違いだが、ワタシは、総集編的な内容での再発を否定はしないし、むしろ歓迎する。


当時この作品を聴いていて、全体的に地味な印象だった。今回改めて聴いてもやはり地味と思うが、渋味と味わいが聴きごたえとして受け取ることができた。もっと再評価されていい作品ではないかと思う。その最たるが『Bad』で、ライヴエイドでもかなりの長尺となってドラマ性を帯びている。こんにち、この曲はライヴでのマストソングにはなっていないが、『Pride』に劣らず、『MLK』にもひけを取らない名曲だ。


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U2『Under A Blood Red Sky(Deluxe Edition)』


U2初のライヴアルバム、及びライヴ映像が、デラックスエディションとして2年ほど前に再発された。タイトルこそ同じだが、内容はかぶっていない(それぞれ単品でも発売されているようだ)。


まずはCD。こちらは従来盤と内容は同じで、リマスター処理がされている。83年のツアーから、デンバー、ボストン、西ドイツの3か所の音源で構成されている。『WAR』で最初のピークを迎えたバンドのツアーを記録し、現在の大御所としての風格漂う佇まいとは違う、若さと疾走感に溢れたバンドの音が確認できる。


CD盤はボーナストラックの追加もなく、オリジナル盤通りの8曲収録。物量としては物足りないが、それを補ってくれるのがDVDだ。VHS盤の13曲に4曲が追加された、言わば完全版。コロラド州デンバーの野外ステージ「レッドロックス」の公演をまるまる収録したもので、雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、バンドの熱のこもった演奏がオーディエンスを刺激する。追加された4曲は主に序盤。VHS盤は『Surrender』で始まっているのだが、今回のDVDは『Out Of Control』で始まり、『Surrender』は4曲目だ。VHS盤を観ていない人であれば、特に違和感なく自然に入り込めるはずだ。


パッケージは外箱に包まれ、中を出すと(きつすぎて取り出すのひひと苦労)左開きのブック状になり、表紙側にCD、裏表紙側にDVDが収まっている。表記こそ英語でよくわからないが、ライヴの写真が盛り込まれていて、これを眺めるだけでも結構楽しめる。日本語盤のブックレットが、原文訳の掲載のみで独自の解説がなかったのが少し残念だ。


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