テレビ朝日で放送されている長寿音楽番組、「題名のない音楽会」。今日の放送、なんとジミー・ペイジがテーマだった。

この番組、いつもはホール会場でオーケストラ演奏で、というイメージなのだが、今回はスタジオ収録。ジミー・ペイジ通を自認するROLLY、野村義男(ヨッちゃん)、佐野史郎の3人がギターでレッド・ツェッペリンの曲を弾きながら登場。番組司会者で指揮者の佐渡裕は、エリック・クラプトンは知っているがジミー・ペイジはさっぱりということで、3人のゲストはそれぞれにペイジ/ツェッペリンを聴いたきっかけから好きな曲などを語った。

話題の中心は、当然ながらギターに。ROLLYはテレキャスターを抱えていたが、ボディの裏面に金属板が貼りつけられていて、ボディを微妙に揺らしながら弾くことで独特の歪みを表現していた。ヨッちゃんはダブルネックの上部12弦と下部6弦でリフの弾き比べを示し、佐野史郎はストラトで『Goodtimes Badtimes』のリフを弾いていた。

佐野は、裏ジャケのメンバーの顔写真と名前とが違っている、コレクターズアイテムのツェッペリンのファーストを披露。ヨッちゃんはジミー・ペイジと実際に会ったときのエピソードを披露してくれた。佐渡裕は、ツェッペリンの曲にケルト風のテイストを見出していた。

ラストは『天国への階段/Stairway To Heaven』のセッション。ヨッちゃんがダブルネック、ROLLYがテレキャス、佐野がアコギ、佐渡がリコーダーという布陣で、インストでの演奏だった。演奏中に、ツェッペリンに関する小ネタがテロップで紹介された。ブルーザー・ブロディの入場テーマが『移民の詩/The Immigrant Song』だったとか、ペイジは1971年来日公演の際、広島を訪れて700万寄付したとか、など。

この回、BS朝日でも6月1日と2日に放送されます。

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レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)『狂熱のライヴ』

レッド・ツェッペリンが1973年にニューヨークのマジソンスクエアガーデンでライヴを行い、その3年後に劇場公開された映像がある。原題は『The Song Remains The Same』だが、『狂熱のライヴ』という邦題がつけられていた。このスペシャルエディションというのが、2枚組として2007年にリリースされている。

まずはディスク1。こちらは既出の本編映像まんまだが、リマスターされたのか画像が鮮明だ。ステージでのパフォーマンス、メンバーとリチャード・コールやピーター・グラントなどによるショートドラマ、ホテルにあるお金が盗まれた件などが交錯する。『Dazed And Confused』ではタロットカードの隠者のイメージが流れ、『Moby Dick』ではジョン・ボーナムのオフショットが挿入されている。

そしてディスク2だが、CDには一部収録されていて映像からはおとされていた『Over The Hills and Far Away』『 Celebration Day』『Misty Mountain Hop』『The Ocean』の映像が楽しめるほか、この映像についてのロバート・プラントのインタビュー(なぜか船上で)、タンパ公演の模様を伝えたニュース、キャメロン・クロウによるラジオ音声などが楽しめる。

未発表だった映像がこうして世に出たことは、嬉しく思う。ただ、DVD/ブルーレイ時代のリリースなのだから、4曲もパフォーマンスの流れの中に組み込んだチャプターなどが用意されてもよかったのにと思う。日本盤は、映像に対する対訳はもちろんあるが、パッケージに同梱されている解説がキャメロン・クロウのラジオの対訳のみというのにもがっかり(と、最後はなぜか愚痴)。

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数日前からバンドのFacebookページで謎のカウントダウンがあったが、それがついに明らかになった。2007年にロンドンのO2アリーナで一夜だけ行われた再結成ライヴが、映像化されるそうだ。

レッド・ツェッペリンは、ドラマーのジョン・ボーナムの死により1980年に解散。その後3回再結成ライヴをしていて、85年のライヴエイドと88年のアトランティックレコード40周年記念、そして今回映像化される2007年だ。ライヴエイドのときはトニー・トンプソンとフィル・コリンズがドラマーを務め、88年と2007年はジョンの息子ジェイソン・ボーナムが務めている。

現在の世評では、ライヴエイドも88年アトランティックも出来が悪かったとされていて、2007年は出来がよかったとされている。ワタシは、ライヴエイドはリアルタイムで、アトランティックは知人から放送を録画したビデオを借りて、それぞれ観ている。どちらもそれほどひどいとは感じられず、この2回からかなり年月が経って歳をとってしまったメンバーによる2007年ライヴの評判がいいことに、少し戸惑っている。が、これまではそれを確認する術がなかった。

2007年にやったライヴの映像を、それから5年も経った今年になってリリースするのはなぜ?という違和感もあるのだが、映像化されることは歓迎するし、ブルーレイを迷わず買う。また、商品化に先立って全世界で劇場公開もされるとのこと。日本でも全国40数箇所で上映されるが、日にちが10月17、18日の2日のみ。どちらもウイークデーなので、スルーかなあ。

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ジミー・ペイジ、U2のジ・エッジ、元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト、と、世代を超えたスーパーギタリスト3人が集いセッションを・・・という映画なのだが、自分の中で期待しすぎてしまったのか、見終わった直後の感想としては「微妙」。

全体的にトーンが低く、地味だった。眠気をこらえるのに必死だった。3人それぞれの出自、レッド・ツェッペリン、U2、ホワイト・ストライプス、その前の活動を振り返るところに、ああまで時間を割くとは思わなかった。そんなのはフリだけにして、上映時間の3/4はセッションに費やされるものと勝手に思っていたワタシにとっては、かなりのストレスになった。3/4どころか、1/4にも満たなかったと思う。

映像も、既に商品化されているものの流用が多かった。U2やツェッペリンのライヴシーンなどはもろだったし、ストライプスもエンドロールを見た限り、恐らくDVDからの転用だ。

貴重なシーンがなかったわけではない。ジミー・ペイジのヤードバーズ加入以前の活動の様子とか、ジ・エッジがU2結成の場となったハイスクールを訪れて懐かしむ場面、プライベートスタジオと思われるところでエフェクターを使い分けて音の出方を解説したりとか、冒頭でジャック・ホワイトがコーラの瓶など廃材を使ってラップスティールのギターを作ったりとか、など。ただし、場面の移り変わりが激しすぎて、観ていて疲れた。

終盤になり、それまで小出しにされていた3人のトークやセッションがようやく集約され、エンドロールが流れる中ザ・バンドの『The Weight』をセッションして終わる。

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Knebworth1990完全版(DVD)


以前、Wowowで放送されていた映像を友人経由で観たことがあったのだが、その完全版がDVDリリースされたので、買って観た。


ディスクは3枚あり、いずれも約60分程度の収録時間。各ラインナップは以下の通り。


ディスク1
・Tears For Fears
・Kriff Richard & Shadows
・Phil Collins
・Paul McCartney
ディスク2
・Status Quo
・Eric Clapton
・Dire Straits + Eric Clapton
・Elton John + Eric Clapton + Dire Straits
ディスク3
・Robert Plant
・Genesis
・Pink Floyd


ぶっちゃけ、半分近くは退屈だが、あと半分は見応えたっぷりだ。ポールは当時久々のライヴ活動再開だったと記憶していて、ビートルズナンバー炸裂に客は沸き立っていた。また、当時の妻でその後亡くなってしまったリンダの姿も確認できる。クラプトンは長髪にアルマーニというド派手ないでたち、ピンク・フロイドはレーザー光線を駆使し、まさに日没後の野外が似合っていた。


そして、このフェス最大のポイントはロバート・プラントだ。レッド・ツェッペリン解散後のプラントはツェッペリンから少しでも離れようという姿勢だったが、このときはツェッペリンのテイストがあって、またもろにツェッペリンのフレーズをアウトロに突っ込んだ曲まである。


そしてここでは、後半になってジミー・ペイジが登場!曲もなんと『Wearing And Tearing』で、コレは解散後にリリースされたアルバム『Coda』のラストナンバーだったのだ(ツェッペリン時代にはライヴ演奏されたことあるのかな?)。更にはお約束の『Rock 'n' Roll』も。この2年前にはアトランティックのアニヴァーサリーコンサートでツェッペリンは再結成していて、この共演はもしかして再始動か?と思わせたものだ。


さて、ワタシが買ったのは日本盤だが、なんと字幕なし!いちおう薄ーい解説書はついているが、これなら輸入盤でも充分だったかも。そして更に、やはり輸入盤ながらDVDとCDが同梱されて、この日本盤と1000円しか違わない値段で売られていることを知ってしまった。CD収録曲はDVDと微妙に異なるため、買うならこれだったかと(でもアマゾンにはないみたい)。


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Swinging London 50s-60s
ジョン・レノン・ミュージアムはさいたま新都心駅にあるが、京浜東北線で2駅ほど東京よりの北浦和駅から徒歩3分程度のところに埼玉県立近代美術館があり、そこで「Swinging London 50's-60's」というアート展も行われている。50年代から60年代のロンドンのポップカルチャーを扱った展示である。

展示されていたのは、ベスパなどのスクーター、クルマ、椅子やテーブル、小型ラジオ、タイプライター、絵画、食器類、ファッション関連など。ロンドンがテーマではあるが、ソニー製のポータブルテレビやホンダのバイクなど、日本製品もいくつかあった。

そして、目玉となっているのがジミー・ペイジが寄贈したという品々だ。ヤードバーズ、レッド・ツェッペリン時代のステージ衣装、ギブソンやファントムのギターなど、展示品として出されるのは世界初だそうだ。ジミーの衣装はポール・リーヴスというデザイナーが手がけていて、ミック・ジャガーなども顧客だったとのこと。

ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画『欲望』を、あるシーンだけループで流していた。それは、ヤードバーズがクラブで演奏しているシーンで、曲は『The Train Kept A-Rollin'』。このときのバンドはジミーとジェフ・ベックのツインリード期で、演奏中にジェフのアンプの調子が悪くなり、ジェフがギターを叩きつけ、踏み付けて壊してしまうというシーンである。ジミーとジェフが共存していたのは極めて短い期間であり、それが映像として残っているのは非常に貴重だ。

「Swinging London 50's-60's」は、9月12日まで行われています。ジョン・レノン・ミュージアムと相互割引が行われていて、どちらかの半券を持っていくと割引になりますが、先にジョンの方を観て、その半券で近代美術館に入った方がトータルで安くなります。

埼玉県立近代美術館のWebサイト

ジョン・レノン・ミュージアムのWebサイト

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『The Thunderthief』John Paul Jones(2001) 


レッド・ツェッペリンのベ−シストだったジョン・ポール・ジョーンズ(以下JPJ)による、ソロセカンドアルバムである。

ツェッペリン解散は80年だったが、JPJが初のソロアルバム『Zooma』をリリースしたのは98年。翌99年には来日公演も果たしていて、このセカンドはその2年後にリリース。つまり、この時期JPJはかなり意欲的にソロ活動をしていたことになる。リリースはロバート・フリップのレーベルであるディシプリン・グローバル・モービルからで、その縁もあるのか冒頭の『Leafy Meadows』にはフリップがギターで参加している。来日に帯同していたカジャグーグーのニック・ベッグスも、スティックで参加している。

『Zooma』は全曲インストだったが、今回は約半分がヴォーカル入りだ。JPJは自分では歌わない人なので、きっと誰かゲストヴォーカリストを起用したのだろうと思いながら聴いていたのだが、ブックレットを見るとなんと本人自らが歌っているとのことで、それにまずびっくり。そしてヴォーカル入りの曲はメタルっぽかったりブルースがかっていたりと、曲毎に色が異なりバラエティに富んでいる。対してインストの方はベースをブイブイ言わせながらどことなくプログレがかっていて、これは『Zooma』の流れを継承しているように思える。『Shibuya Bop』というインストナンバーもある。

ジミー・ペイジやロバート・プラントと異なり、JPJは「ツェッペリンを求められなくて済む」立ち位置にいると思う。それが自由な作風を生み、聴く側としても変に力が入らず楽しめる。

John Paul Jones | 99年12月10日 渋谷公会堂公演レポート

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北京オリンピックは昨日で幕を閉じた。4年後のオリンピックがロンドンで開催されることから、閉会式にはデヴィッド・ベッカムやジミー・ペイジが出演する、という噂が飛び交っていた。

ワタシはその模様をオンタイムで観ることはできなかったが、実際にジミー・ペイジは登場し、レオナ・ルイスがヴォーカルを取る形でレッド・ツェッペリンの『Whole Lotta Love』が演奏された。昨夜はYouTubeでその模様を視聴することができたのだが、今夜になってチェックしてみると、その映像はことごとく削除されていた。残念。。。

先にはフー・ファイターズの公演にジミーとジョン・ポール・ジョーンズが飛び入りもしていて、ツェッペリンの復活ツアーはいよいよ秒読みになってきている・・・と思いたい。

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Led Zeppelin reunite at Foo Fighters show(NME)
フー・ファイターズのロンドン公演にツェッペリンが参加(Barks)

7日にロンドンのウエンブリースタジアムで行われたフーファイターズの公演において、アンコールでデイヴ・グロールがジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズを紹介。『Rock And Roll』『Ramble On』の2曲をプレイし、『Rock And Roll』ではデイヴがドラムを務めドラマーのテイラー・ホーキンスがリードヴォーカルを。Youtubeにも映像があったので貼り付けときます。





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先月ロンドンで再結成ライヴを行ったレッド・ツェッペリン。ギタリストのジミー・ペイジが26日よりプロモ来日していて、西新宿のブート街での目撃情報がネットにも流れる中、昨日記者会見が行われた。

この記者会見、思った以上に多くのメディアが取り上げていた。スポーツ新聞の芸能面のみならず、フジテレビのめざましテレビでも映像が流れた。これらで焦点になったのは、沢尻エリカを知っているかと質問され、通訳が気を利かせて「別に。」と答え、場内が大爆笑に。そのリアクションにジミー・ペイジが反応したというものだった。

来日の目的は、昨年11月にリリースされたベスト盤等のプロモーションだが、質問は当然ツェッペリンは再結成ツアーを行うのか?というところに至った。それについては、ロバート・プラントが自身のツアーがあるため可能性は9月以降、とだけ語り、再結成ツアーをするともしないとも明言はしなかった(当たり前か)。

一般のメディアが取り上げた以上にびっくりしたのが、NMEやビルボードといった、海外のメディアもこの記者会見に関する情報を伝えていたことだ。思うに、ジミー・ペイジが公の場に出て発言したのが、12月のライヴ以降初めてだったからだろう。

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