毎年9月に静岡県の野外でオールナイト開催されているフェス、メタモルフォーゼ。しかし、今年は台風直撃によりやむなく中止になってしまった。適切な判断とは思ったが、参加する予定だった人や来日してくれたアーティストたちにとっては、すっきりしない気持ちは残ったものと思われる。

それが、この年の瀬になって、来年春に「METAMORPHOSE SPRING 12」が開催されることが発表された、会場は幕張メッセで、オールナイトではなくデイタイムの公演。そして出演アーティストは、フレーミング・リップスやオービタルなどまさに9月のメタモにエントリーされていた面々で、およびエイドリアン・シャーウッドとなっている。

出演アーティストが物語っているが、コレは9月公演中止のリベンジなのだろう。中止を中止のままにせず、きっちりケリをつけようというわけだ。出演を快諾してくれた、アーティストたちの姿勢も素晴らしい。そして来年9月は9月で、毎年やっているメタモは開催されるはずだ(と想定している)。

「METAMORPHOSE」公式サイト

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今夜、静岡県の自転車の国サイクススポーツセンターにて行われる予定だった、オールナイトの野外フェス、メタモルフォーゼが中止になった。理由は台風12号の接近だ。

昨夜、迷っている人のために前売り券は今日15時まで販売する、という発表が公式サイトであったばかりだった。それが、今日の午前になって中止の発表に。雨もそうだが、とにかく風が強い。会場で、参加者の安全が確保できるかは微妙だったろう。また、現地に到着するまでの電車やクルマなどの交通経路も、どうなっているかわからない。発表が遅すぎた気もしないでもないが、賢明な判断だったと思う。

ワタシは、今年はラインナップを見てパスしていたが、去年初めて参加した。現地まではクルマで行き、場外駐車場に停めてシャトルバスで会場に移動。フジロックやサマソニの感覚が染みついている身としては、メタモの会場はコンパクトで動きやすかったし、夜間も心配したほど寒くはならなかった。現地までの所要時間もおおよそわかったので、自分の琴線に叶うラインナップになれば今後も参加はあり、と思っていた。

中止は、参加者にとってはもちろん残念だが、出演するアーティストの方はどうか、というところにも想いを馳せてしまう。日本に着けたアーティストもいるだろうが、飛行機も欠航が相次いでいたので、到着自体できなかったアーティストもいたかもしれない。

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開催日程は9月上旬と既に発表されていたメタモルフォーゼだが、昨日出演アーティスト第一弾の発表があった。と言っても3組だけど。

ティム・デラックスはいかにもといった印象だが、あとの2組にはへーっと感心した。まずは、フレーミング・リップス。ここのところの来日はずっとサマソニインドアのトリとしてで、ワタシはおととし観ている。去年は11月に超久々の単独来日があり、Mewをオープニングアクトに迎えていた。かなり気になってはいたが、ウイークデー公演だったのであえなくパス。凝ったステージや演出は、野外では更に映えると思う。もう1組は、復活のレフトフィールド。・・・と言いつつ、実はほとんど聴いたことがない。がしかし気になる。

メタモは例年気になっていたフェスだったが、昨年ついに初参加。会場の様子や会場までの交通経路など、一通りのインフラは把握することができ、フジロックで苗場まで行くことを考えれば、まだフットワーク軽く行けるフェスという感触を得ている。去年は夏場になってからチケットを取った。今回も、前向きに考えたい。

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昨日、会場からシャトルバスで場外駐車場に行き、出発したのは10時過ぎ。途中休憩を2度ほど入れ、夕方には帰宅。東名海老名SAにて、七尾旅人を後ろ姿だけ目撃した。

以前、こんな記事を書いていた。

気になるメタモ | 2005年8月24日

それから5年が経ち、ついにメタモデビュー。初メタモだったが、雨が降らず終始好天に恵まれたのがまず助かった。フジロックやサマソニはやはり大規模フェスで、そこでの感覚があればだいたいのことには耐えられる。

入場の列は長かったが、フジのグッズ売り場に並ぶよりははるかに楽だ。トイレの数も豊富とは言い難いが、フジのトイレ行列を知っていれば許容できる(女性には厳しかったかも)。食事や物販も同様。ソーラーステージからプラネットステージへの移動も、グリーン〜ホワイト間の移動と同等だ。

ソーラーステージは、ホワイトステージのミニ版のイメージ。プラネットの方は、ジプシーアヴァロンの拡大版のイメージだ(ワタシはルナーステージには行かなかった)。場内にはジェットコースターやメリーゴーランドなどもあって、深夜0時までは稼動していたらしい。

ドコモ携帯は、電波は終始3本立ってはいたが、結構つながりにくく、必要に応じてのみ接続するようにした。虫は結構多かった。夜中は少し肌寒かったが、上着を1枚羽織れば充分。逆に、日の出後の朝7時台でかなり暑いのにびっくり。そこでかなり発汗した。

メタモ独特だと思ったのが、ゴミの扱い。まず、飲食物の持ち込みは禁止(実際は・・・)。場内の食事関連の物販は軒並み高め。ペットボトルは、1本400円だった。紙食器や空のペットボトルを返すと100円バックするというデポジット制になっていて、極力ゴミを出さないように、というのが主旨のようだ。最後には、オーガナイザーの呼びかけもあってゴミ拾いになり、ソーラーステージはすっかりきれいになっていた。

メタモはもともとテクノ系のフェスだったので、ロック系に寄った今年のラインナップは、常連の人には微妙だったかも。しかし、個人的には大満足。野外でのモグワイは圧巻だったし、ちょうど演奏中に日の出を迎えたアルバム・リーフ、早朝に爆音で蹴散らしてくれた65デイズ、これらをいっぺんに観られたのはありがたい。また、帰宅後ネットして、オマーが「日本人にインスパイアされて書いた曲」と言っていた「日本人」が太宰治だったこと、最初のspiritual stateensembleのときに飛び入りしたラッパーがShingo02だったことなどを知った。

来年以降また行きたいかと言われれば、ラインナップ次第になるが「イエス」と答えるだろう。行く前は野外のオールナイトということで不安の方が勝っていたが、準備をし、当日の行動を無茶せずセルフコントロールすれば(コレはどのフェスにも共通して言えることだけど)、極上の空間でのライウ゛を楽しむことができる。

参加された皆さん、お疲れさまでした。

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ソーラーステージに、オーガナイザーで自らもステージに立つMAYURIが挨拶。ワタシは初参加だったが、メタモは今年10周年とのこと。フジやサマソニのような巨大フェスではないが、10年続けられたのは素晴らしい。

好天に恵まれてよかった。これから、帰ります。
どんどん気温が上がってきて、上半身が汗だくに。そして、このトリオはソーラーステージのクロージング。DJ/プログラミングが2人とドラマーによる、不協和音で彩ったようなけだるい世界観が繰り広げられた。
ここまでずっとソーラーステージにはりついていたが、キャンプサイトをぬって初めてプラネットステージに。そこそこの傾斜がある丘の下にステージがあって、七尾がゆるいMCをしつつ、ソロアコースティックでメロディーよりも歌詞主体で演奏していた。途中で抜けてきたので、もしかするとその後バンド編成とかになったかも。
日がのぼり、気温が少しずつ上がり、過ごしやすいちょうどいい気候に。そして、眠気を吹っ飛ばす(笑)爆音。新譜はダンス/テクノに寄りすぎた感があったが、ステージではヘヴィネスとデジタル性がうまくミックスされている。ギターノイズの応酬が今までのバンドの在り方の軸だとすれば、ここではパーカッションを導入してのリズムの強化があり、面白い。過去にサマソニで2回観ているが、観るたびに成長を感じさせてくれるバンドだ。
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機材トラブルでもあったのか、15分ほど遅れてスタート。ドラム、ギター、キーボード、ヴァイオリンを基本編成とする。全曲でバックドロップに映像を流し、それが深夜から夜明けの神秘的な空間と見事にシンクロした。

およそライウ゛にハズレのないバンドだが、今回もやはりすごかった。キャリアを総括するかのようなセットリストで、それでいてスチュワートのギターにはミクスチャー的な要素がにじみでていて、更に進化しているように見えた。

そして、やはり『Mogwai Fear Satan』だ。ワタシはモグワイのライウ゛を5〜6回は観ているが、野外となると2006年のフジロックだけで、そのときは残念ながら演奏されなかった。イントロの時点でフロアからどよめきが起こり、客もわかっていると思った。延々と繰り広げられるリフは徐々に小さくなり、いつその瞬間が来るのかという状態に鳴る。それは不意に爆音と閃光によって打ち破られ、至福の瞬間に到達するのだ。ウ゛ァリライトの閃光は凄まじく、ピカチュウの事件みたいなことにならなければと思ったくらい。そして、ラストは『Glasgow Mega Snake』で締めくくった。