TVK(テレビ神奈川)というUHFの神奈川ロ?カルのテレビ局があって、この10月の番組改編でウイークデーの朝8時から日替わりでアニメが再放送されるようになった。月曜日は「ベルサイユのばら」?「ガッチャマン」、そして火曜日は「エースをねらえ」である。

主人公岡ひろみは西高に入学。名門テニス部入りするがテニスの経験自体は全くなく、エース"お蝶夫人"にあこがれて楽しく部活動ができればと考えてのことだった。それが宗方コーチによって選手に選ばれ、部員はもちろん本人もとまどうばかり。放送はまだ始まったばかりで、現在は岡の代わりに選手から漏れてしまった上級生が岡をいじめているところだ。

ワタシがこのアニメを最初に見たのは恐らく小学生のときで、そのときはこの場面を、主人公をいじめる嫌な上級生というふうにしか見ることができなかった。がしかし今朝見たときは、その上級生の気持ちが痛いほどにわかる。そりゃそうだろう。既に選手として大会で戦ってきている自分が訳もわからず落とされてしまい、しかも代わりに選手に抜擢された1年生は全くのド素人。これを面白くないと思うのは当たり前だ。

しかし少女マンガというのはその世界観がすごい。男も女も目がキラキラ光ってるし、突然背景が花だらけになるし、高校生なのに"お蝶夫人"だし、おまけに金髪だし、とツッコミどころ満載だ。たぶん姉か妹がいればそうした甘酸っぱさをもっと身近に体験できていたのだろうが、ワタシは弟と男2人兄弟で育って来たので、なおのことそう感じるのかもしれない。

ただ、そうした少女マンガの美意識を踏襲しつつもこのマンガにはスポ根的な要素が見え隠れしていて、要所要所で宗方が岡に向かってつぶやくことばは、そのままワタシたちの実生活にまで響くことがある。宗方の一見冷酷そうな人間性が、実は病と戦いながらギリギリのところで生き抜いているがゆえのものであることが徐々に明らかになり、感動を帯びながら物語は進んで行く。
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