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2000年に公開された1作目、2003年に公開された続編の2作目を、たて続けに観た。

法案に基づいて行われる、全国の中学生から無作為に1クラスを選び、最後のひとりになるまで殺し合いをさせるというバトル・ロワイヤル。この中で生き残った藤原竜也演じる七原秋也は(ここから2作目)、自分たちを殺しあうよう仕向けた全ての大人たちに対して宣戦布告。それに対して法案は改正され、またも無作為に選ばれたある中学のひとクラスが、七原を殺すよう仕向けられる。

1作目は、無理やり殺し合わなければならない状況に追い込まれ、極限の状況に追い込まれて人を信じられなくなったり、自分が生き残るために好んで同級生を殺したり、自殺したり、と、凄惨な場面が続く。これが成人ではなく制服を着た中学生なだけに、悲惨さは一層どきつくなっていて、作品としてまとまりがある。対して2作目は、戦う対象が「大人」という漠然としたものになり、テロだ世界だと話を大きくしすぎてしまって、各キャラクターの描き方も、中学生たちが七原と出会ってから後の展開も、焦点が今ひとつ定まらずに薄まってしまった感がある。

監督は、1作目が深作欣ニ、2作目は制作中に欣ニ氏が亡くなり、息子である健太氏が後を継いで監督を務めている。深作欣ニといえば『仁義なき戦い』シリーズが真っ先に頭に浮かぶが、その手法がここでも生きているように思う。一時期は国会でも話題になったが、これまでにもヤクザ映画や戦争映画は限りなく作られてきて、それがエンターテイメント映画として成り立っているわけだし、この作品だけを異常視することはないと思う。
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