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エターナル・サンシャイン(2004) 


恋人クレメンタインが記憶を消す手術を受けて自分を忘れてしまったことを知った男ジョエルが、自分も同じように記憶を消す手術を受ける。ひと晩眠っている間に記憶は自動消去されていくが、その中でジョエルは逆時間軸的にクレメンタインと過ごした日々を追体験し、記憶が消えていくのを恐れ拒もうとする。

しかし結局記憶は消えてしまい、その状態で再度クレメンタインと出会って恋に落ちる(オープニングのシーンに戻る)。その後2人の関係が微妙になったとき、記憶を消すときにそれぞれが語ったテープが届けられ、2人はお互いがそれぞれネガティブなコメントをしているのを聞いてしまう。がしかし、それでも2人は再びやり直すことを選んだのだった。

ジョエルをジム・キャリー、クレメンタインをケイト・ウィンスレット(「タイタニック」のヒロイン)、記憶を消す医院の受付で2人にテープを送る女性をキルスティン・ダンスト、記憶を消す技術を開発した医師をトム・ウィルキンソン(「フル・モンティ」のロバート・カーライルの元上司)、というのが主な配役である。ジム・キャリーは、「マスク」「マン・オン・ザ・ムーン」「バットマン・フォーエヴァー」などのコメディ色の強い役を観てきたのだが、ここではふつうの青年で、こんな役もこなせるという新たな発見があった。

脚本は「マルコヴィッチの穴」の人が書いていて、ストーリー的にはエキセントリックな設定でありながら切なくも美しい男女の恋愛を描いていて、恋愛ものとしても鑑賞に耐えうる仕上がりになっている。監督はミシェル・ゴンドリーで、ビョークやレディオヘッドのPVなどで知られている人だ。PVは現実の中に非現実や夢想的な世界観が組み込まれたものが多いが、今作でも記憶をたどる過程での描き方にそれを垣間見ることができる。ロックファンならば、ミシェル・ゴンドリー作品というだけで観ても損はないと思う。

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