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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ もっとも嫌われもっとも影響力のあったアルバム

ジョー・ハーヴァードという、ジョナサン・リッチマンと交流のあるミュージシャンが書いた書籍で(ジョナサン・リッチマンの名前は頻繁に登場する)、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの結成から解散まで・・・ではなく、ファーストアルバムリリースまでを範囲としている。つまり、タイトルはバンド名よりもアルバムの方を指しているようだ。

ルー・リード、ジョン・ケイル、スターリング・モリスン、モーリン・タッカー。この4人の出自やそれぞれの出会いと結成、アンディ・ウォーホールとの出会い、ウォーホールがニコを連れてくる、など、さまざまな人間模様が書かれている。ニコは、ルーやジョンとはある時期恋愛関係にあったとされ、しかしバンド内では常に浮いた存在にあった。そしてそれは、ウォーホールも同様だった。なのでセカンドではニコはいなくなり、そしてサードではジョンもバンドを去る。なので、ファーストに絞ることなどせず、解散までを追ってほしかった。その代わりなのか、終盤ではアルバムの全曲を1曲ずるクローズアップしている。

巻末には、このアルバムの収録曲のカヴァーを整理したページがあり、データとしてとてもありがたい。また、Amazonのレビューを読まなければ気付かずじまいだったが、カヴァーを取り外したときの表紙のデザインが結構いかしている。

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