一定期間更新がないため広告を表示しています

クラフトワーク(Kraftwerk)@赤坂BLITZ The Man Machine

昨日おとといは会社帰りに直行したこともあり、開演時間に近い会場入りで、既に8割方客が入った状態でポジション取りをした。今日は、時間通りに入場。PA脇に陣取ってステージ全体を見渡すつもりが、係員が配置されていて整理番号Aでは後方ブロックに入ることを許されなかった。

仕方なく(笑)、向かって右側の最前列に陣取ることに。しかし、最前列だからこそわかり得たことがたくさんあった。

まずオープニング。SEが流れている中、幕の向こう側のステージから、なんと話し声が聞こえてきたのだ。スタッフかもしれないが、もしかしてメンバー4人だったのかも。笑い声まで聞こえるし。そうこうしているうちに客電が落ち、アルバム『THE MAN MACHINE』の全曲演奏が始まった。

ステージに近すぎては映像はよく見えなくなるのでは、という危惧があったが、問題はなかった。それどころか迫力が倍増されていて、特に『THE MAN MACHINE』歌詞の単語は巨大極まりなく、『THE ROBOTS』でのロボットの腕はスクリーンを飛び出してくるように見えた。

代表作ということもあってか、見覚えのある映像が揃った『THE MAN MACHINE』。ワタシにとっての初出は、『METROPOLIS』。モノトーンの無数のビル群が立ち並ぶ映像だった。これまでの公演もそうだったが、アルバム全曲演奏が終わったとき、場内からは大きな歓声が沸く。続いて『AUTOBAHN』のイントロが流れたときに、また歓声があがる。この日のオーディエンスは熱かった。

そしてワタシは、最前列にいることで、4人の動きを必死で追いかけていた。中央の2人、ヘニング・シュミッツとフリッツ・ヒルパートの足元にはペダルがあり、2人は適時右足で踏み込んでいた。遠目に観たとき、4人が4人とも右足でリズムを取っているのだが、この2人に関してはギタリストがワウペダルを駆使するような「演奏」をしていたのだ。

ワタシのポジションに最も近かったのは、たぶんVJをしているファルク・グリーフェンハーゲン。今年加入のこの人は、ほか3人より大幅に若く見えたのだが、間近で見るとそうでもなかった。また、ヘニングとラルフ・フローリアンの左手もよく見えた。ヘニングは、左腕に時計をしていた。ラルフは、ヴォーカルとキーボードだけでなく、『AUTOBAHN』の終盤などでスクラッチのようなことをやっていた。

彼らが着ているボディスーツ、ウェットスーツのような質感に見えた。真ん中にファスナーがあり、首元目いっぱいまであげていた。ラインの色は白で、天井から当てられるライトの色が反射して、赤や青に発光しているように見える仕組みだった。もしかして、ライティングのコントロールもファルクがやっていたのかな。

総括セットは、ほぼ時系列順に代表曲が披露されていくのだが、今回は『TOUR DE FRANCE』2003バージョンの次に『VITAMIN』を入れてきた。この映像、2004年の来日公演でも観てはいたのだが、今回3D化によってタブレットや泡の粒が立体的になり、そして観る側目掛けて次々に飛び込んできた。

締め括りは、例によって『BOING BOOM TSCHAK』『MUSIQUE NON STOP』のリレーだ。ひとりずつソロを披露した後、卓のあるひな壇を降りて向かって右端に立ち、一礼してから袖の方に捌けていくのだが、ここでワタシのポジションは「特等席」になった。一礼する彼らを、まさに目の前にすることができたのだ。この臨場感はたまらない。そして、立ち位置に白のガムテで×印があることまで見えてしまった。

1. THE MAN MACHINE
2. SPACELAB
3. THE MODEL
4. NEON LIGHTS
5. METROPOLIS
6. THE ROBOTS
7. AUTOBAHN
8. GEIGER COUNTER
9. RADIOACTIVITY
10. TRANS-EUROPE EXPRESS
11. NUMBERS
12. COMPUTER WORLD
13. HOME COMPUTER
14. DENTAKU
15. COMPUTER LOVE
16. TOUR DE FRANCE 1983 + INTRO
17. TOUR DE FRANCE 2003
18. VITAMIN
19. PLANET OF VISIONS
20. BOING BOOM TSCHAK
21. MUSIQUE NON STOP

東京8公演は、今日で前半が終了。明日はお休みで、週明け13日から後半戦となる。ワタシはあと1回、最終の16日に行く予定だ。

JUGEMテーマ:音楽