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REDリターンズ

元CIAエージェントのフランクは、恋人サラと平穏な生活を送っていたが、何者かが32年前の極秘計画「ナイトシェード」の情報をネットに流し、計画に絡んでいたフランクと元相棒マーヴィンはFBIに拘束され、ペンタゴンにも命を狙われる。フランクは2人を伴ってヨーロッパに飛び、ナイトシェードの責任者だったベイリー博士の居所を突き止める。

2年前に公開された、スパイアクション映画の続編だ。舞台はパリ→ロンドン→モスクワ→ロンドンとめまぐるしく変わり、カーチェイスや銃撃戦などアクションシーンは前作よりかなりド派手になっていて、これが観ていて痛快で気持ちがいい。展開が二転三転する、スパイものならではのストーリーもアリだ。

前作に引き続いてのキャストは、フランクのブルース・ウィリス、マーヴィンのジョン・マルコヴィッチ、サラのメアリー・ルイーズ・パーカー、ヴィクトリアのヘレン・ミレン。ヴィクトリアと恋仲にあるイヴァンも、出番は少ないながら出演している。

今回新たに加わったキャストも、結構豪華だ。ロシア諜報員でかつてフランクとは深い仲にあったカーチャを、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。かつてフランクに刑務所送りにされていてフランクを恨み、殺しを引き受ける韓国人ハンを、イ・ビョンホン。そして、ベイリー博士にアンソニー・ホプキンスだ。

周囲のキャストがフランクの引き立て役やサポート役になっておらず、それぞれ見せ場を作っている。恋人サラは、前作では年金課のOLつまり一般人だったのが、今回はカーチャに対抗意識を燃やし、コミカルな面を見せつつちゃんと役立ってしまっている。ベイリー博士を演じるアンソニー・ホプキンスは、珍しくまともでおとなしい老人役か?と思いきや、やはり一筋縄ではいかない。

イ・ビョンホンは、「G.I.ジョー」でも見せつけた肉体美を披露。完璧にハリウッドに溶け込んでいて、悔しいったらありゃしない。日本人では渡辺謙や浅野忠信、真田広之らがいちおうハリウッド進出を果たしてはいるが、地味な役どころに収まっている気がしてならない。阿部寛辺りが、もし英語ができれば対抗しうるのではとか思う。

そして、ぶっちぎりでカッコいいのがヴィクトリアのヘレン・ミレンだ。予告編ではイ・ビョンホンの車に乗っていて、今回は敵対するのか?と思いきや、うまくフランクをサポート。クライマックスのカーチェイスシーンでは、両手で銃をブッ放しクールに追っ手を仕留める。かと思えば、サラにそれとなく恋愛指南をする女性らしい一面も。68歳とは思えないバイタリティーで、個人的には「クイーン」のエリザベス女王役よりも、断然このヴィクトリアだ。

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