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ガウディ×井上雄彦 シンクロする創造の源泉

六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている、「ガウディ×井上雄彦 シンクロする創造の源泉」を観に行ってきた。

アントニ・ガウディは、サグラダ・ファミリアをはじめ独創的な建造物を手掛けたスペイン人建築家。井上雄彦は、「スラムダンク」などを描いた漫画家だ。展示はガウディの半生と作品を紹介しつつ、合間合間にそのときどきのガウディおよびその心情を井上が描く、というスタイルになっていた。

25歳で建築家の資格を取得したガウディは、パトロンを得て精力的に活動を行う。美しい曲線で形作られた建造物は、単なる住居ではなく、アートそのものだ。スタンリー・キューブリック作品にもポップでアーティスティックな建造物が見られるが、時代的にはガウディの方が早いし、しかも実利的だ。ガウディが手掛けた椅子やドアの取っ手(の忠実な再現)には、実際に座ったり握ったりすることができた。

そして代表的なのが、言わずと知れた、現在も建築中の大聖堂「サグラダ・ファミリア」だ。ガウディは2代目建築家として自らの技術を捧げた。ガウディが初代ではなく「2代目」というのに驚いたが、大聖堂のコンセプトはほぼガウディが作り、3代目以降はそれを継承しているようだ。現在の建築家は、9代目にあたるそうだ。ガウディは、路面電車に轢かれて73歳で事故死している。

展示は、床のタイルがガウディのデザインを模したものだったり、プロジェクションマッピングで魚などを映していたりしていて、芸が細かいなと思った。井上の絵は、ガウディを前面に立てて補足のように展示されていた。壁面に、井上が訪れて直に描いたと思われるメッセージもあった。

ガウディ×井上雄彦 シンクロする創造の源泉」は、9月7日まで開催されています。
 
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